越前打刃物は、主に福井県越前市で作られている刃物のことです。
昭和54年に刃物産地としては全国で初めて伝統工芸品の指定を受けました。

越前打刃物の始まりは700年も前にさかのぼります。
1337年(南北朝時代)、京都の刀匠・千代鶴国安が、刀剣制作に適した地を求めてこの地にやってきました。
国安は、刀剣制作の傍ら周辺の農民のために鎌をつくり、それが時代とともに刃物づくりへと移り変わっていくのです。

江戸時代には福井藩の保護政策で株仲間が組織され、その技術が受け継がれて発展しますが、同時に、漆かき職人が漆かきで全国に出かける際に刃物を売り歩いたりもしていたそうです。
現在でも、日本古来の火づくり鍛造技術、手研ぎを守り、職人たちが一本一本丹精込めて作っています。

◇Kirariでお取り扱いしている 越前打刃物 ◇

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