若狭塗箸とは、若狭塗の技法で作られる塗箸のこと。

若狭塗とは福井県小浜市若狭で生産される漆器のことです。江戸時代から漆器、塗りものが盛んだった福井県小浜市若狭地方。江戸時代前期に小浜藩の塗師 (ぬし) 松浦三十郎が中国の漆器を手がかりに、小浜藩の海底の様子をデザインしたのが起源とされています。当時まだ箸作りは盛んではなく、若狭盆、筆、筆箱、花見弁当箱が作られていました。「螺鈿」「蒔絵」「箔押し」「研出し」技法など200種類以上の手法が江戸時代に完成しました。

現在は塗り箸も盛んで、日本全国の8割以上がここから生まれています。若狭塗箸には、漆を塗り重ねる塗り込みや艶を出すための磨きなど、10以上の工程があり、アワビの貝殻や卵の殻、松葉を使って若狭塗独特の模様がつけられます。
私たちの生活になくてはならない箸には、若狭の職人のきめ細やかな技術が息づいています。

◇Kirariでお取り扱いしている 若狭塗箸 ◇

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